マリオットボンヴォイアメックスのデメリットを大公開！不要なカードなのかを解説！

マリオットボンヴォイアメックスのデメリットを全て知り尽くさないとカード入会申込をしたくないと思っている方にぴったりな記事です。

私事ですが、2018年にマリオットアメックスの前進のカード「SPGアメックス」に入会するのに約半年くらいかかりました…。

その理由はこちら…。

• 年会費が高い
• カード特典がいまいち理解できなかった

上記2つを詳しく説明すると…

クレジットカードの年会費は永年無料が当たり前の私にとって1万円を超えるカードの申し込みがマリオットアメックスが初めてだったのですごく抵抗がありました…。

マリオットボンヴォイとアメリカンエクスプレスが提携したカードには以下の2つがあります。

券面
カード名称	マリオットボンヴォイアメックス	マリオットボンヴォイアメックスプレミアム
年会費	23,100円（税込）	49,500円（税込）

• SPGアメックスの年会費は34,100円（税込）でした。

年会費が高いものは仕方がない。。。

思い切って入会すれば良かったのですが、マリオットアメックスの「カード特典の価値」にどんな魅力があるのかイマイチ理解できませんでした…。

私は、田舎に住んでいたので、近くにマリオットボンヴォイ（Marriott Bonvoy）系列ホテルがありませんでした。

そのため、ステータス特典の有無でどれくらい差がでるものか分かりませんでした…。

同じような悩みを持つ人に結論から申し上げますと、マリオットボンヴォイに興味がある人ならば「デメリットあまり気にしなくても良い」です。

とはいえ、ある程度のデメリットも知っておく必要はあります。

本記事では、マリオットボンヴォイアメックスプレミアム保有5年目の私が実際に利用してみた分かったデメリットとデメリットを気にしなくても良い理由を包み隠さず書きました。

是非、最後まで見て頂けたらと思います。

今すぐマリオットボンヴォイアメックスの紹介キャンペーンを利用してポイントを多く獲得したい方は下記のお問い合わせをご利用ください。

マリオットボンヴォイアメックスのデメリットは？

マリオットアメックスのデメリットは以下の通り。

1つずつ詳しく解説していきます。

1.マリオットに興味がないと効果が発揮されない

先ほどもご紹介しました通り、マリオットアメックスはマリオットボンヴォイとアメックスが提携したクレジットカードであるためマリオットに興味がないと意味のないカードになってしまいます。

マリオットアメックスで貯めた「マリオットボンヴォイポイント」の使い道は主に2つあります。

上記以外でマリオットボンヴォイポイントの使い道はこちらをご覧ください。

ANAやJALマイルを含む40社以上の提携航空会社のマイレージに交換ができることも魅力の1つです。

しかし、マリオットポイントの使い道としておすすめなのは1ポイント1円以上の価値を生み出してくれるホテル宿泊に使うのがベストです。

2.年会費が高い

マリオットボンヴォイアメックスの最大のデメリットである「年会費が高い」はいつも問題となっています。

マリオットに一度も泊まったことがない人でマリオットアメックスに興味を持ってしまうと、マリオットのステータスの仕様を理解していないためカード年会費の高さにどうしても目がいってしまいます。

「年会費が高いなら必要ない」

ほとんどの人が特典内容を理解せず諦めてしまいますが、少しずつ理解していくと旅行好きな人には最強のクレジットカードではないかと気づいてきます。

3.プライオリティパス付与対象外

飛行機をよく利用する人はプライオリティパスが付与されているか気になります。

残念なお知らせで、マリオットアメックスにはプライオリティパスは付与されていません（※空港ラウンジは利用可能）

種別	プレステージ	スタンダード・プラス	スタンダード
年会費	429米ドル	299米ドル	99米ドル
使用制限	なし	10回	あり
利用条件	本会員は無料 ※同伴者は32米ドル（利用都度）	本会員は11回目以降32米ドル（利用都度） ※同伴者は32米ドル（利用都度）	本会員は32米ドル（利用都度） ※同伴者は32米ドル（利用都度）

もし、どうしてもプライオリティパスが欲しい人は年会費が比較的安くい「楽天プレミアムカード」を持つことをおすすめします。

楽天プレミアムカードは、年会費は11,000円（税込）してしまいますが、年会費が一番高い「プレステージ」会員同等のサービスが受けられます。

マリオットボンヴォイアメックスのプライオリティパスについては下記の記事を参照ください。

4.無料宿泊特典の獲得のハードルが高い

マリオットボンヴォイアメックスの改悪があり、無料宿泊特典の獲得条件が厳しくなってしまいました。

券面
カード名称	SPGアメックス	マリオットボンヴォイアメックス	マリオットボンヴォイアメックスプレミアム
獲得条件	継続更新	継続更新 年間利用額150万円	継続更新 年間利用額150万円
利用範囲	50,000ポイント以内	35,000ポイント以内 ※15,000ポイント追加して最大50,000ポイントまで可	50,000ポイント以内 ※15,000ポイント追加して最大60,000ポイントまで可

SPGアメックスがなくなり、マリオットアメックスになってから年会費を支払って継続利用しただけではもらえなくなってしまいました。

年間150万円の利用を行うには月に12.5万円の利用が必要で、達成に困難な方が多いと思います。

当ブログでは、低リスクで年間150万円の利用を達成する方法をまとめたのでそちらの記事を参考にしていただきたいです。

5.海外旅行保険は利用付帯

クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2つがあります。

自動付帯	利用付帯
クレジットカードを持っているだけで適用	海外旅行の航空チケットやツアー代金をクレジットカード払いにした場合適用

気になるマリオットボンヴォイアメックスは「利用付帯」となっていて、マリオットボンヴォイアメックスを利用して海外旅行保険を適用するためには以下の通り決済を行わなければいけません。

利用シーン	旅行代金の具体例	海外旅行傷害保険の対象
電車・バス	・空港までの電車代やリムジンバス代 ・ターミナル駅までの新幹線料金 ・海外での特急電車料金や高速バス代	出国前だけでなく、出国後の決済も対象
飛行機	・地方空港から羽田空港までの航空券代 ・海外渡航先までの航空券代	出国前だけでなく、出国後の決済も対象
海外ツアー	・パッケージツアー料金	出国前のみ対象
オプショナルツアー	・時刻表に基づいて運行される 公共交通乗用具の代金を含む場合	出国前だけでなく、出国後の決済も対象
自家用車・レンタカー・タクシー	・ガソリン代／高速料金／駐車場料金 ・レンタカー料金 ・タクシー料金	対象外
その他	・航空機の発券手数料 ・座席指定手数料 ・空港利用税 ・航空券の消費税 ・ラウンジ利用料 ・電子マネーのチャージ代／デポジット代 ・プリペイドカードの購入費 など…	対象外

詳しくは「マリオットボンヴォイアメックスの海外旅行保険」についての記事をご覧ください。

6.家族カードに魅力がない

マリオットボンヴォイアメックスの家族カードは、1枚目が無料、利用金額を合算できるというメリットがありますが、基本的にあまり良いところがありません。

マリオットボンヴォイアメックスの入会時に何も考えず家族カードの申し込みをするのはやめておきましょう。

• 決済を1つにまとめたい
• 合算して利用金額を達成したい

上記以外の人はマリオットボンヴォイアメックス紹介キャンペーンを利用してお得にカードを持つことをおすすめします。

7.アメックスが利用できない店舗がある

クレジットカードの国際ブランドとはいえば以下のブランドがあります。

• JCB
• VISA
• MasterCard
• American Express

などがあります。

2017年のデータとなりますが、グローバル市場調査会社のレポートによると、主要国際ブランドシェア率は以下の通り発表されました…。

1. VISA：55％
2. JCB：30％
3. Master Card：12％
4. American Express：2％

上記の結果の通り、シェア率が低いためAmerican Expressのカードが利用できないお店があったりします。

日本では、JCBカードが使えるお店であればAmerican Expressのカードが利用できるのですが、海外で利用できないお店が思ったよりもあります。

海外に行く場合は、American Expressの他にVISAを持っていくなど考えなければいけません。

マリオットボンヴォイアメックスのデメリットばかりでない理由（体験談あり）

マリオットボンヴォイアメックスはデメリットばかりではありません。

それ以上のメリットが存在するため、アメックスの中でも断トツの人気Noクレジットカードになっています。

1.個人旅行で激安旅行が実現できる

例えば、沖縄旅行を計画した場合、ほとんどの人は旅行会社に行ったり、楽天トラベルなどのオンラインで予約できるツアー会社を利用していませんか？

実は、マリオットボンヴォイポイントと無料宿泊特典をうまく使えば激安で沖縄旅行の実現が可能です。

楽天トラベルを使って以下の条件でシミュレーションをしてみました。

楽天トラベルで検索した結果、下記の金額になりました。

• 4泊5日：179,400円
• 5泊6日：213,400円

マリオットボンヴォイポイントと無料宿泊特典を利用すれば旅行代金が高いイメージの沖縄も激安で行けます。

今回の場合、マリオットボンヴォイポイントを使えば、約4分の1 or 約5分の1まで旅行代金を安くできることが分かりました。

ご紹介する方法は、ポイントがかなり必要となってしまいますが、【マリオットボンヴォイポイントの貯め方】を見ていただけると比較的簡単に貯めることができますよ。

ホテルの予約

ホテルの予約は、マリオットボンヴォイポイントと無料宿泊特典を利用します。

4泊5日の場合、3泊分をポイントで予約（9月の場合、50,000pt～70,000pt内で予約可能）、1泊分をマリオットボンヴォイの無料宿泊特典を利用して予約を行います。

5泊6日の場合は、全てポイントで予約をします。その理由は、5連泊だと1泊分が無料になるからです。

上の画像は2023年8月5日から5連泊の予約をポイントで予約した時のものです。

現金で予約した場合は、このような制度はないためポイントのみの仕様となっています。

ポイントと無料宿泊特典を使えばホテル代は0円になります。

我が家は、2022年8月6日～2022年8月11日の5泊6日の沖縄旅行をマリオットボンヴォイポイントとマイルを使って予約したことにより、宿泊・航空券を0円にすることができました。

楽天トラベルで同じ時間の航空券、同じホテルで調べたところ約80万円でした。これが無料になったのは本当にマリオットボンヴォイポイントのおかげです…！！

※添い寝について…
シェラトン沖縄サンマリーナでは、ポイント宿泊の場合、12歳以下のお子様であれば追加料金なしの無料で宿泊が可能です。添い寝をご希望の場合は予約後にホテルに伝える当等を必ずして確認してくださいね。
→国内にあるマリオットボンヴォイ系列ホテルの添い寝についてはこちら

航空券の予約

航空券の予約は現金で予約するか、マリオットボンヴォイポイントをマイルに交換後、特典航空券を発券するかを考えます。

航空券が安い	航空券が高い
現金で予約	特典航空券で予約

今回のシミュレーションの予約日で調べたところ、航空券の方が比較的安いためマイルを使わず現金で予約がおすすめです。

▼現金の場合

• 4泊5日：41,400円
• 5泊6日：44,840円

▼マイルの場合

• 4泊5日：36,000ANAマイル・2,440円の手数料
• 5泊6日：36,000ANAマイル・2,440円の手数料

36,000ANAマイルを貯めるには、マリオットボンヴォイポイントは93,000ポイントが必要になるので、マイル交換に使うより宿泊数を1泊増やした方がお得です。

2.プラチナエリートの近道に必要

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、プラチナエリート獲得に非常に近道になるアイテムの1つになりました。

プラチナエリートは、マリオットボンヴォイをメインに宿泊する人にとって取得を目指したいステータスの1つとなっています。

獲得条件も簡単にできなかったためマリオットボンヴォイアメックスプレミアムの誕生により人によっては簡単に獲得が可能になりました。

マリオットアメックス誕生前後でプラチナエリートの獲得条件を比較してみました。

マリオットアメックス誕生前	マリオットアメックス誕生後
・ライフタイムプラチナエリート ・アンバサーエリートからプラチナエリートをもらう ・プラチナチャレンジを利用 ・ステータスマッチを行う ・年間50泊する	・ライフタイムプラチナエリート ・アンバサーエリートからプラチナエリートをもらう ・プラチナチャレンジを利用 ・ステータスマッチを行う ・年間50泊する ・年間400万円で1泊もせずプラチナエリート獲得

マリオットアメックス誕生前で比較的簡単にプラチナエリートを獲得する方法と言えば…

• プラチナチャレンジ
• 年間50泊する（2倍宿泊実機キャンペーン利用する）

上記2つでしたが、マリオットアメックス誕生後は上記に加えて以下が増えました。

• マリオットボンヴォイアメックスプレミアムで年間400万円の利用

クレジットカードの利用が多い人が簡単にプラチナエリートを獲得できるようになりました。

一部、プラチナエリートの人が増えてしまい特典の改悪などが不安とされていますが、クレジットカードの利用額が多い人にとって宿泊せずプラチナエリートを獲得できるようになったのはメリットでしかりません。

プラチャレの条件にゴールド以上がある場合もある

マリオットボンヴォイでは、公式には発表されていない「プラチナチャレンジ」という制度が存在します。

下記の条件を満たすとプラチナエリートが簡単に手に入ります。

• 申し込み月＋3ヶ月以内に有償で16泊する

たまにですが、プラチナチャレンジの条件に「ゴールドエリートステータスであること」が発生します。

公式には発表されていない裏技的な方法でプラチナエリートを獲得する方法であるためルールもその時によって変更されたりするため、随時確認が必要です。

マリオットアメックスでは、入会時にゴールドエリートが付与されるため25泊以上しないともらえないゴールドエリートステータスが獲得できるのは非常に魅力的であります。

マリオットアメックス	マリオットアメックスプレミアム
シルバーエリート	ゴールドエリート

3.ポイントの有効期限は実質無期限

マリオットボンヴォイの有効期限は獲得後全てのポイントが2年間（24ヶ月）延長されるためマリオットボンヴォイアメックスを持っていれば実質無期限でポイントが貯めれます。

マリオットボンヴォイアメックスの有効期限が実質無期限になれば、ANAやJALマイルなどの有効期限が定められているマイレージでも欲しい時に交換すれば有効期限の心配もなくなります。

• ANAのマイレージ有効期限：36ヶ月
• JALのマイレージ有効期限：36ヶ月

• マイレージの交換に必要な日数も数日から最大2週間程度（ほとんどは数日で完了）で完了するため約1ヶ月前に交換しておけばOKです。

有効期限を気にせず旅行計画を立てれるマリオットボンヴォイポイントは最強です。

まとめ｜マリオットボンヴォイアメックスのデメリットよりもメリットの方が圧倒的に上回る

マリオットボンヴォイアメックスのデメリットについて詳しく解説しました。

クレジットカードには必ずデメリットは存在します。

入会判断は、マリオットアメックスのカードを持つことでどれだけ自分にメリットが感じられるかだと思います。

本記事でも説明した【個人旅行で激安旅行が実現できる】方法さえを知ればデメリットについてはそれほど気にする必要はありません。

むしろ、マリオットアメックスの特典を超える旅行系のクレジットカードは存在しないと言っても過言ではありません（マリオットホテルをメインに使いたい人）。

今すぐマリオットボンヴォイアメックスの紹介キャンペーンを利用してポイントを多く獲得したい方は下記のお問い合わせをご利用ください。